めまいの種類

良性発作性頭位めまい症

めまいの症状に悩んでいる方は、非常に多くいらっしゃいます。

めまいによるふらつきは、体験した患者さん自身しかその苦しみは理解できないですよね。

病院で薬を処方されて服用しているものの、なかなか改善せずふらつきに耐えながら日常生活を送っている人も少なくないと思います。病院を受診された方の中には、「メニエール」と診断された方もいると思います。

メニエール病は、めまいが起こる病気としてよく知られていますが、実はめまいで悩む方の約10%程度といわれています。めまいの原因で最も多いのは、内耳に原因がある「良性発作性頭位めまい症」です。めまいに悩む方の約40%がこの「良性発作性頭位めまい症」だといわれています。

ですから良性発作性頭位めまい症は、朝起きたときや寝返りをうったとき、また振り向いたときや、何かを拾おうとして腰をかがめたときなど、頭を動かしたときにぐるぐると回るような回転性のめまいが起こり、少し休んでじっとしているとめまいはおさまります。「良性」と名前がつく通り、症状自体は危険なものではありませんが、年齢が高くなるにつれて発症しやすいことがわかっていて、転倒やケガなどの原因になることもあります。

 

原因

良性発作性頭位めまい症は、耳に異常がある場合に起きます。

耳の奥にある内耳という部分には三半規管という場所があり、その中はリンパ液で満たされています。

リンパ液は、頭を動かしたときに反対方向に動くようにできていて、この動きによって内耳は頭がどの方向に動いたのかを察知し、脳に情報を送ります。しかし、三半規管の中に耳石が迷入すると、それによってリンパ液のながれが影響を受け、脳は情報の違いを処理できなくなり、回転性のめまいを起こすのです。

頭の向きで『三半規管』の中を耳石が動き回り、その刺激でめまいが起きます。

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